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2020年6月10日水曜日

新たな教育・人材育成事業

<ミャンマー人道支援事業の補足資料>

外国人を労働者として受入れ始めた日本、
私たちがやってきたこと

平成の終わりに日本の外国人就労を巡って法改正が進み、多くの指摘や課題を抱えたまま、新たな「特定技能」の在留資格が設けられました。外国人に人手不足の現場で活躍してもらおう、というビザです。この制度については、最後に述べます。


当団体は、ミャンマーの子ども達への物資配布を中心とした支援を行ってきました。彼らが支援だけに頼らず自立できる事を念頭に、経済的な自立と社会的貢献の両立ができる大人になってもらいたいと考え、教育支援や人の育成事業を始めるようになりました。

私たちの支援先では、貧困から教育の機会に恵まれてない子弟が多く、若者の多くが村に残るか、村を出てもまた戻ってきます。”よい事”だと思いたいのですが、「他に選択肢がなく仕方がなくて」という理由であれば残念なことです。

「このままここにいたら共倒れとなる、せめて子どもだけでも学ばせたい」と、遠くの寺子屋に預けた親の願いむなしく、世代を経ても貧困のまま苦しさを繰り返す、という現状があるのです。

もし、村を支える若者に広い見分や、しっかりと身についた知識や技術、そして村や町全体を幸せにしたいという意欲と行動力があれば、村に明るい将来をもたらすことができます。時間はかかりますが、これが今の教育支援・人育て事業を始めた理由でした。

長い時間をかけ努力を重ねて、やっと日本とミャンマーで活躍する若者が出てくるようになったかな、と思っている間に、「ミャンマー人技能実習生失踪、人権無視の過酷労働で訴え…」などの報道を耳にするたびにため息が出てしまいます。
そして、”単純労働”でも働ける!というビザができて…。

日本に何しに行くの?

ミャンマー人は日本をめざし、日本の企業は外国人雇用を推進する…。経済活動を中心に日本とミャンマーの利害が一致し、都合よく利用し合うだけの関係にならなければよいのですが…。

新たな在留資格の前に「技能実習制度」がありました。今もありますが、そもそもその制度は、日本が「途上国への国際協力」を目的に、途上国の若者が日本の企業内で実習することで技術移転をめざすという制度でした。

この趣旨は、私たちの想いに近く、私たちの研修にも導入できないか、と講習会にも足を運びましたが、資金や規模の要件を満たさず、質問しても相手にもされず断念しました。

しかし、数年の間にこの技能実習制度を巡って問題が続出。外国人が騙され、安月給でこき使われるといった報道が目立ちますが、一方で、外国人側が会社や日本人の足元を見てずるい事をやる、違法なことも平気、犯罪も犯してしまうという事も多々起きています。
あるいは、過剰な優遇で上げ膳据え膳になって勘違いさせてしまったり、同じ職場で働く日本人社員が不満になり、それがイジメにつながったりすることも…。

陽月堂(株)で働くミャンマー人が、ミャンマーの若者によく話をしていました。高いお金を借金して日本語学校に数か月行って、「介護なんかしたくない」と言いながら、受入れ企業が決まるのを待っている、日本に何しに行くの?恥かきにいくの?と。それはこういう理由があるからなのですね。

私たちがこれからできること

当団体の教育支援・人材育成の研修は、入門日本語を母国で学ぶ段階から対象を絞っています。更に積極的な学生には、日本語力アップや生活向上の意識付けを効果的に行うため、日本人と共同生活をし、学習や奉仕活動を共にする体験をしてもらいます。

語学の習得には、その国の文化や習慣、社会的な背景や国民性を生活の中で体感する事が一番の近道です。同時に、日本人との共同生活は、衛生的観念や環境整備への意識をシフトさせ、知識・知恵・工夫も自然に身につくことから、技能や活用能力を培うキャリア教育の場としては最適だと考えています。

こうした研修は、これまでに通算で言えば100名近くを日本に招いてきました。一度来て終わり、という人もいますが、来日の体験を活かして、村や孤児院、学校等で積極的に奉仕活動をしたり、私たちが現地で活動の際に現地スタッフとして参加する人も、特にミャンマーに多くいます。

短期的な研修では、ある程度の効果は見込めてもそれは限定的です。NPOの研修は日本滞在ビザの限度が3か月迄と限られており、特に語学や技術的な事に関しては短かすぎて、習得したことを活かせるようなレベルには至りません。一方で、途切らせることなく長期間学び続けた人は、素晴らしい成長と活躍を見せてくれています。

当団体の有志が立ち上げた陽月堂(株)の設立に関わり、現在は代表になって活動を続けているミャンマー人もいます。その人の故郷の村では、継続的な農産業事業を行えており、日本人との交流事業も毎年行っています。村では日本との繋がりを深く感じてくれる人も増えてきました。

こうした事例を踏まえ、強い意欲のある若者対象に、日本語留学の援助を3年前から始めました。今年、また1名が日本語留学を終え、陽月堂に入社する事ができました。このやり方は、年月を要し、本人の強い意思と相当の努力も必要、一人だけにかかる費用や時間、労力も必要です。
また、この段階まで頑張れる若者の数は少ないのですが、地道に努力を続ければ少しずつ変化に繋がってくるということを感じているところです。

自立支援の仕上げまで…

この技能実習制度の後に出来たのが「特定技能」という新たな在留資格…ビザです。技能実習制度は、国際協力だなんて言いながら実態は違う!だから、日本の労働力・人手不足を補う目的だと言っちゃおう!と。そして、日本人と同等の待遇をせよ、それに加えて生活に困らぬよう保護し支援せよ、ということのようです。

これで「平等」、ということなのでしょうか。技能実習制度の悪い例はたくさんあげられましたが、まともにやっている企業さんの立場ないですよね。また我々のように、その趣旨通りにやりたい!と願っても、力も金もなければ導入不可、というのも残念すぎます。

何か大切なものを置き忘れ、利害だけの関係になってしまうと社会はどうなるのか、日本人は日本人同士で既に学習してきたと思っていましたが…。
どうも、この「特定技能」制度の趣旨には賛同することができません。実際、導入している会社は少なく、労働者として安易に外国人を雇うことに抵抗がある会社はまだまだ多いと思います。

制度の趣旨に賛同できない=やらない、といった白か黒かではなく、正しくないことを少しでも食い止め、正しく活用するためにはどうするか…。そもそも自分達の目的は何か。そこを踏まえて、活用するにはどうするかを考えてみました。

この新たな「特定技能」の在留資格により、短期的にしか行えなかった体験学習を実務を通じ実践で長期的に積むことができる有用な制度と捉えてはどうかと。もちろん、本人にもしっかり説明と理由、背景を伝えることは大前提です。

これまで同様、厳しい環境下でも"本気で人々や地域、国に貢献できる自分"を目指して頑張れる若者を対象に学習機会を提供することは継続します。そして、次の目標を日本語留学として、現地法人や陽月堂と協働で援助。そこから適性を考え実務経験が積めるチャンスとして、新たな特定技能制度が活用できると考えています。

陽月堂は、技術や技能を身につけ、同時に日本から感謝されるようなミャンマー人が一人でも多く増えることを願い、外国人と企業の両方を支える役割を担う『登録支援機関』として法務省に登録しています。この制度の活用に欠かせない機関を担います。

また、陽月堂は、ミャンマー人技能実習生を雇用中の企業さんにも協力し、日本で働くミャンマーの若者のサポート事業も行い始めました。

近い将来、彼らが自立を果たし、支援物資の手渡しを基本に行ってきた当団体の支援事業が本当に不要になることを願い、同時に、それまで培われていく日本との深い絆が、我々日本人の次の世代に繋がっていくことを心から願って、この事業を引き続き推進していきたいと考えています。

互いの特性や得意なことを活かし合いながら、互いの国を尊重しあい、同じ仲間として協働することができてはじめて、これまでの自立人道支援が実を結んだと言えるのではないでしょうか。

2019年8月14日水曜日

第16期 ミャンマー人道支援5月

第16期 令和元年5月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2019年5月ミャンマー人道支援 
開催日: 2019年5月9日~2019年5月16日
従業者: 3名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. Z村学校  2. 新規・人材育成事業(三者協働事業)
主な事業内容:
ミャンマーの人道支援では、これまで主に孤児院や学校、村の学生を対象に、日本語学習や生活向上学習、職業訓練的な技能・技術指導などの教育支援や人材育成事業を行ってきた。今後更に教育・人材育成に力を入れ、更なる自立支援につなげための展開を図っていくため、当団体と当団体と現地法人Jimichi Myanmar Co,.Ltd(JMC). 及び陽月堂株式会社が連携し、教育・人材育成を実施することとなった。(新規事業の内容はこちら)


今回の訪問では、その新たな教育・人材事業の開始に伴い、新たな研修にチャレンジする学生を最終決定し、教室や生活居住場を整えたり、教材や生活備品等を揃え、研修を開始させた。

当団体の現地スタッフでもあり、JMCの社員でもあり、地元Z村で子ども達に学びの場を解放する教室(現在約80名が学習中)を運営しているミンウーさんに現地担当を担ってもらう。


人道支援事業

SPT孤児院米100俵
教育・人材育成事業
事前購入品(医薬品等)
¥203,774
\157,830
27,766

合計
¥361,604

2019年7月1日月曜日

第16期 人道支援事業ー人材育成・教育事業

第16期 平成30年度(ミャンマー人道支援)

事業種:人道支援事業ー人材育成・教育支援事業

事業名: 2018年度人材育成・教育支援事業
開催日: 2018年7月1日~2019年6月30日
従業者: 4名
人道支援事業/人材育成・教育支援事業

事業/収支報告
事業種: 人道支援事業関連事業(平成30年度 第16期 H30/7/1~R1/7/31)
事業名:
1.人材育成・教育支援事業(日本国内)
2.人材育成・教育支援事業(海外支援先)

対象者:  
  1. 当団体の現地自立人道支援事業の活動に関わり、リーダー的役割を担い、意欲的に事業に取り組む者の中で日本で体験学習をすることにより、母国での活動促進につながると見込まれる者、又はその中から日本留学等を目指す者 
  2. 孤児院、学校、貧困村等不特定多数の貧困層の中で、学習意欲があり、社会奉仕活動に積極的に取り組む、当団体が設ける募集条件に該当する者 
事業内容 (日本国内) 

1.平成30年7月27日~10月23日  

※当初は2名来日予定⇒直前に身内の不幸があり取消し 1名:Jimichi Myanmarの大工部門の社員Myo Oo Hlaさん来日 
●専門分野で見学や体験ができるよう、日本の材料・道具等の市場調査、当団体拠点内の大工仕事をボランティアと共に体験(窓の修繕)、賛助会員の自宅や社屋等訪問見学、他は拠点にて日本人と協働生活し料理や交流も楽しんでもらう。 観光も姫路城など本人が希望した建物を見学。
2.平成30年12月9日~2月3日 
2名:縫製プロジェクトチームMyan Mo SiさんとKhin Myo Winさん来日
●古い着物生地をリフォームしてスカートやセット物を作る技術を拠点内にて指導、協力者より数点の作品を作らせてもらえた。これまで数回の来日経験があるが、今年初めて年末年始を過ごしお正月を体験してもらい日本人協力者や奉仕者との合宿や協働を通じて親睦を深めつつ、品質向上意識を更に高めてもらえた。
事業内容 (海外支援先) 

3.令和1年4月1日~9月頃まで見込 
3名:貧困層の多い農村部支援先から募集し、真に意欲と強い意志のある3名を選出、Z村のMin Oo氏が運営している私塾の校舎にて日本語の基礎学習を開始、3名で寄宿し田んぼプロジェクト(孤児院への米)等の社会貢献活動に参加しながら日本語能力試験N4を第一段階としてめざして学習する。
●学習用教材、文具、机、寄宿舎や教室の改装、教員の人件費、寝具、衣類、生活費・食費等を支給
主な実施場所:日本国内(主に活動拠点)、海外はミャンマー(Z村)
総勢約30名のボランティア

事業費用途金額
国内実施の教育・人材育成事業費
海外実施の教育・人材育成事業費
\995,822
\517,736


合計事業費\1,513,558

第16期 支援物資回収事業(会計報告) 

人道支援事業/主に日本国内で行う人道支援事業に対するボランティア活動
事業/収支報告 
 事業種: 人道支援事業関連事業 
       (平成30年度 第16期/30/7/1~01/06/30)
 事業名: ① 支援物資回収・保管/発送
 対象者: ①不特定多数の貧困層、②孤児院、学校、病院等


支援物資回収事業

事業目的
新拠点の環境や運営状況も落ち着き、近隣からかけつけ事業協力を行うボランティアも少数だが安定して活動参加されるようになってきた。支援物資を管理する倉庫は、引っ越し当初から数回移動させる必要があり、管理する量や状況によって、今後も臨機応変に対応をしていかなければならない。
告知においては、拠点に移動してからも海外訪問支援を継続しており物資の回収も行っている事が徐々に周知されつつあり、相変わらず全国から送られてくる物資は常にある。
一方で、海外訪問のタイミングまで自宅等に集めたものを保管し、訪問準備期に合わせて空港発送を担う協力者も現れ、当団体の活動への心強い理解と協力が得られるようになってきた。
今期は、国内で水害が多発し、拠点がある近隣でも洪水に見舞われたが、その応援物資も募集した際は数日の間に大量の毛布類が送られてきて、拠点の広いスペースは非常に役立った。


期間
通年
主な実施場所
物資回収: 日本国内 (主に、活動拠点の倉庫)
配布:ミャンマー、岡山県倉敷市真備町
従業者
総勢約30名のボランティア
支出額
倉庫賃料を負担
目的事業
運送/保管料
事業委託料(陽月堂)
10,000x12
ヶ月
\120,000

合計事業費
\120,000


第16期 情報提供に関わる事業会計報告


平成30年事業年度(第16期) 情報提供に関わる事業会計報告

事業/収支報告 
事業種: 機関紙発行等による社会奉仕・人道支援に関する情報提供事業 
事業期間:平成30年度 第16期/平成30/07/1~令和01/06/30)
事業名: ① インターネットウェブサイトによる情報提供 

 事業内容
目的:
当団体の独自の活動指針である「ダイレクトアクション」「心繋がる国際協力」をベースに、事業活動目的、活動内容を国際協力や当団体に関心を持つ人々に分かりやすく伝える。事業会計報告はウェブサイト、会報等を通じ一般公開し、人道支援事業への理解と協力を求める。
1)インターネットウェブサイトによる情報提供
http://www.cealo-ngo.org
サイト運営と管理を継続して行うため、実質、当団体の運営メンバーが所属する、陽月堂㈱に業務委託し、これまで同様に活動報告のブログ更新、会計報告、サイトの管理を行っている。
拠点移転後、ドメイン、サーバー利用料共に陽月堂㈱が支払いを負担。
2)業務委託内容
前期に引き続き、拠点を中心とした情報発信や提供、窓口対応は、ミャンマー人社員やアルバイトを雇用する関連企業(陽月堂)への業務委託により行った。また、当団体のボランティアや協力者、拠点を訪れる訪日メンバーからの協力もこれまでと変わらず得る事ができている。

情報提供事業業務委託費 10,000x12か月

事業支出総額 \120,000


2019年2月24日日曜日

第16期 ミャンマー人道支援事業2月

第16期 平成31年2月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2019年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2019年2月4日~2019年2月18日
従業者: 5名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. B村  2.KW村    3.縫製プロジェクト   4.アパート事業 5.Z村学校

主な事業内容:

近年は毎年恒例となった2月のボランティア体験参加者の協力による支援活動を実施。今年はマンダレー地方のB村、エヤワディ州のKW村を訪問支援し、22名の参加者に活動協力を得る事ができた。当事務局に集められた物資や各参加者が任意で持参した物資に加え、現地購入品を1世帯や1村ごとに手渡せるようセットに仕訳することや、地元主体で実施したマーケットなどに協力して頂いた。
その他、当団体が継続して実施している事業に対し、資金や物品提供などを行った。

  • B村:今では観光地化しているBの地域では、外部からのホテルや観光業等の進出が盛んに行われているが、区域の管理は外国企業に委ねられ、観光客が利用するホテル等は地元住民にほとんど恩恵がない施設が多い。元々仏教を基盤に栄えた村であることから、貧困層を中心とした多くの地元住民が拠り所とする各地域の寺に米や調味料等の配布を行った。
  • KW村:村で仏教関連の祭りが行われる予定に合わせ、会場を借りて地元住民を対象にマーケットを実施した。貧困層の多い農村であるため、支援物資の配布も実施したが、村の中で低額設定した金額で各自が欲しい物を購入し、売上金の全ては現地の責任者に保管してもらい、村で貧困家庭が必要とする際に使えるよう共済的なマーケット企画を開始した。
  • 縫製プロジェクトに対し、材料費購入など運営資金提供を行い、ボランティア参加者より依頼があった衣類を作成してもらった。
  • 低所得者層のアパート計画<事業詳細はこちら>に対し、工事はまだ進められていないものの、現地での雑草除去などの管理や地元対応を依頼している村の家族に運営費を提供。引き続き地元関係者に技術研修の機会を提供し、建設にこぎつけられるよう資金募集と合わせて進めていきたい。
  • Z村で当団体の現地スタッフが自費運営をしている学校を訪問し、アメリカからのボランティア参加者が英語の授業をおこなってくれた。教科書上ではかなり高度な英語を学んでおり、読み書きは進んでいるが、”使える英語”に弱く、発音や会話が困難だったため、ロールプレイや発音練習を重点的に行ってもらった。運営費用の提供を行い、子ども達には文具や衣類などを手渡した。


※下記の現地支出事業費に加え、国内より医薬品、生地、毛布等購入(¥203,747)
人道支援事業

低所得者層アパート計画
縫製プロジェクト
KW村・共済マーケット
B村米・調味料配布
Z村私設学校
通信/運搬等
¥74,074
¥74,074
¥49,707
¥405,148
¥83,000
¥16,921

合計
¥702,925
\203,747
現地
国内事前

2018年12月31日月曜日

第16期 真備町災害支援(会計報告)

第16期 人道支援に関わる事業ー緊急支援事業

事業名: 真備町の皆さんに温かいギフトを届けよう事業
開催日: 平成31年12月16~26日(16期2018年7月1日~2019年6月30日)
従業者: 6名

 事業内容:

支援対象:
  1. 平成31年西日本豪雨による岡山県倉敷市真備地区の土砂災害被災者
主な事業内容:
当団体が拠点を構える岡山県倉敷市は7月に西日本豪雨の影響を受け、多くの被害がでた。特に、河川が氾濫し甚大な被害を起した真備地区は、拠点の裏山を一つ越えた反対側の町で、車で30分程の距離の地域である。当拠点を訪れた人が、真備の被災者であったことから、状況をモニタリングしたところ、7月から半年近くたった12月の段階でも、復旧・復興は遅れており、多くのお年寄りが仮設で寒い冬を越さなければならない現状を耳にした。

当団体のこれまでの支援経験の中では、被災した際は救助隊などが活動を行い、その直後から多くの物資やボランティアが駆け付け、国や自治体が対応にあたり混乱する。3か月を過ぎたころ、人々が通常の生活に戻ろうとしたときに、多くの援助が去り、無くした環境の中で落胆することが多い。
特に、真備地区は高齢者の多い地区で、通常は岡山県は温暖な気候だが、今年の冬は特に冷え込みも早いことから、疲れもあり体調不良を引き起こすことも考えられる。
当事者の方と情報交換し、当団体のミャンマー人スタッフが全国の協力者に呼びかけを行い、電気毛布、毛布、防寒着等を集めることとした。
年末までに手渡しをしたく、10日間のみの募集であったが、多くの善意が寄せられた。寄付金として送られてきたものは、電気毛布を買わせてもらい手渡しをさせて頂いた。
ちょうど、縫製プロジェクトのためにミャンマーから2名の訪問ボランティアがおり、陽月堂のミャンマー人2名と、日本人2名、合計6名が持参し、お一人お一人に手渡しをした。

(1)H28.9~12月
毛布200枚購入\306,578

合計\306,578

2018年12月28日金曜日

真備町へのギフトをお届け致しました

今日は、大寒波が到来とのことで全国的に冷え込んでいます。温暖な岡山県南部でも今朝の気温は2度でしたので、東北や北海道はさぞかし寒さが厳しい事だと思います。
この度は、全国各地の大勢の皆様にご協力頂きまして本当にありがとうございました。

取りまとめをされて1口で送って下さった窓口の皆様からお名前を人数までトータルすると、今日まででちょうど108名の皆様からご協力を頂いておりました。(驚き!)

電気毛布、毛布類は41点、その他防寒衣類等は145点、寄付金額は¥333,500を集める事ができました。寄付金は、電気毛布100点(1580~1980円)、マイクロファイバーの毛布やひざ掛け100点(1240~1870円)、を買わせて頂きお届けしました。
昨日までに間に合わなかったお振込み頂いている寄付金は、次の支援活動に充当させて頂きたくご理解の程お願いいたします。

次に本日の記録写真をご紹介します。

普段はこんなに水量が少なく、中洲や土手では人が歩けるような川ですが、これが氾濫し広域に広がり、今回お世話をして下さった方の会社ビルも天井まで浸水したということですから、激しい雨量だったことが伺えます。
今回ご縁を頂いたのは、自治体のお仕事をされている方の奥さんでしたが、清願寺さんというお寺の方でもありました。皆さんに使って頂ける場にしたいと伺っていましたが、今日は年末におそばを振る舞う日ということで、沢山の方々がお集まりでした。

ハイエース車いっぱいに積んだ毛布類を運びだし、ブルーシートで特設マーケットです。
「電気毛布差し上げます」というポスターも作って下さっており、全体数に対しての数が限られているため、こちらは75歳以上の方対象として手渡しをして下さいました。
今回の物資回収・整理を担当したガッツ隊長が、現地の方に寄付者の皆様のリストと目録、そして、お寄せ下さった手書きのお便りもお渡し致しました。

中古毛布もきれいに梱包して持参
ポスターを作って下さってました
購入させて頂いた電気毛布

 
購入させて頂いたマイクロファイバーの毛布

「ミャンマーの皆さんが呼びかけて下さって持ってきてくださったものです、皆さんに行き渡るように、どうかご協力ください」と、何度も呼びかけてくださいました。

ミャンマーでのマーケット担当、さすがのまるこは、サイズも必要な物品も、さっと選んで手渡ししていました。 








2018年12月26日水曜日

真備町へのギフト準備


拠点近隣の皆様と、ミャンマーの担当者、ガッツ君と訪日中の通称まるこさん、ミャンモさんが中心となって、沢山あつめられた真備町へのギフト品を、一つひとつ確認し、準備を進めています。

特に新品でもご自宅に長く保存されていたらしきもの、中古品に関しては、手入れをしたり、袋や箱を交換すればお渡しできるものを、きれいに整えてくれています。

先日、近況をお伝えしてから、石川県、京都府、富山県、広島県の各地で快く窓口を担ってくださり、募集の声掛けやとりまとめをして下さった皆様からも、報告と寄付金や物品の発送が次々と寄せられてきました。

今日現在で、106名の方にご協力頂いております。

●寄付金ベースで、175枚分相当が集まりました。
※1600円で電気毛布、或いは、暖かく軽い毛布(電気毛布を買占め?してしまったせいか、同型の安いものが売り切れになってしまいました)で随時購入しています。

●電気毛布、毛布、あんか、湯たんぽ、ストーブなど、防寒寝具類として見なせる物品は、40点近く集まりました。

●その他、防寒着、マフラーなどの衣類、ひざ掛けやカーペット類、そして、途上国の子ども達用の物品も一緒に送ってくださった物品もあり、それらは150点近く集まっています。


2018年12月24日月曜日

真備町ギフト品の中間報告

全国の皆様にご協力のお知らせをして1週間、北海道から各地からグループや個人の皆様より沢山のご協力を頂いており、心より感謝申し上げます。

窓口を担ってくださった皆さん、そこからの呼びかけで協力金や品物を送って下さった方、寄付金をすぐに振り込んで下さった、北海道から九州までの全国の皆様、山地拠点に持参して下さったみなさま、担当ガッツさんの呼びかけで募金箱に入れて下さったみな様、他すべてのご協力して下さった皆様、有難うございます。

現在までに、電気毛布、毛布、電気あんか、防寒着などの現物品は、写真のとおりに集まっており、振込や現金受け取りなど、寄付金の合計は、約80名の皆様より、239,500円、1500円1口計算で考えると159口が集まっております。

写真の段ボールは、寄付金の状況を見ながら注文してきた新品の電気毛布です。写真は70枚分ですが、追加で50枚注文中です。
自分の予測では、150枚、と考えておりましたので、目標は達成♪
改めまして、皆様のパワーに感服です!!!
物品整理と募金を担当したガッツ君も、とても喜んで取り組んでおり、慣れない名簿づくりをパソコンで頑張っています。(日本語の個人名は読み仮名も入力もレベル高いですからね~^^) 先日、山地で開催された会にお集まりの皆様にも呼びかけをさせて頂きました。また、山地の奉仕の皆様も、積極的に呼びかけをして下さいました。

<報告と感じたこと共有>
  • 呼びかけ当初、見つけていた1480円!の電気毛布はあれよという間に1580円に変身しており、計算上では148口分、ということで、それでも現物も数枚あることから目標達成です!

  • 中古の寝具や衣類につきましては、検品させて頂き、アジアの支援に変更させて頂く事がありますことをご了承くださいませ。
  • お寄せいただいた中古品やご自宅保管の新古品の中に、コントローラーが無い電気毛布があったり、汚れが目立つもの、中からゴキブリが飛び出てきた(!?)ものもあり、残念ではありました。ただ、これは今回に関わらず時々生じてきており、毎回気を引き締め、仲間や個人の協力者の方々に「心こめたギフトとして」とお伝えしている自分が、心こめた説明をしているのか…、分かるだろう、という頭でいなかったか…、と省みる事にしています。

  • 物品や協力をして下さった中には、近年災害が多発しているため、ご自身の周辺でも被災していてまだ復興もできていないだろう、或いは、普段から冬になれば豪雪で大変だろう、と思われる方々からも気持ちを寄せて頂き、とても嬉しく思います。
<お渡しの予定>
12月28日、真備町の清願寺さんにて、年越しそばを皆様にふるまう会が予定されており、その場に参加させて頂き、手渡しする予定となりました。27日まではギリギリ間に合いますので、今からでも、という方はお知らせください。
間に合わなかった場合でも、次の2月ミャンマー訪問もありますので、役立てさせて頂きます。