第19期 人道支援に関わる事業ー緊急支援事業
事業名: 令和6年能登半島地震支援事業 珠洲市の農家さん応援プロジェクト
開催日: 令和6年2月26~28日(19期2023年7月1日~2024年6月30日)
従業者: 10名
支援対象:
開催日: 令和6年2月26~28日(19期2023年7月1日~2024年6月30日)
従業者: 10名
事業内容:
支援対象:
- 令和6年能登半島地震による石川県珠洲市正院町の災害被災者
事業経緯と主な支援内容:
2016年まで当団体が拠点を置き、多くの賛助会員が所在している石川県で1月1日巨大地震が発生、特に能登半島で甚大な被害が生じており現在も復旧作業が行われる中、多くの被災者が未だ避難生活を強いられている。土砂崩れや建物崩壊等が激しく深刻な被害を受けた珠洲市で、当団体の会員の一人が帰省中被災したことから、地震発生直後から現地の状況が確認できた。当団体の協力者より支援協力の申し出を受けたことから、被災者の避難生活に必要な支援物資の提供を行おうとこの度の事業計画に至った。国や自治体による人命救助や道路の復旧がなされ、現地にたどり着ける状況になった連絡を受け、現地を訪れることにした。
地震から2カ月が経過した現在も、崩壊した道路やインフラ、倒壊した建物など復旧・復興は非常に困難な状況にある。当団体が関わることになった珠洲市正院町の農村部でも、ビニールハウスの避難所で寒い冬を越さなければならない人々が大勢いる。それは、報道にもあるように、一旦は近郊の金沢市等に避難したものの、倒壊した家や田畑を放っておけず、被災地に戻る人も少なくないからだ。
そこで当団体は、生活に欠かせない飲み水と灯油を正院町のビニールハウス避難所に届けることを決めた。同時に、海外支援同様に、一方的に物を届けるだけでなく、支援先の物産品等を購入し、寄付協力者にも届ける"互いに分かち合える支援活動"が出来ないか検討を行った。現地に確認をとったところ、被災を免れた農産物の保管倉庫にさつま芋があり、卸先スーパーが倒壊し営業再開ができず、1トンもの出荷ができないままになっていた。
そこで、支援訪問時にそのさつま芋の在庫全てを買い取り持ち帰る計画を加えた。例え農村の一部であっても、望みが残されたところまで共倒れになってしまわぬよう、少しでも経済的な復興に役に立てて頂こうと、当団体の賛助会員を中心に協力を呼びかけた。(募金時の内容はこちら)
当日の現地訪問の記録はこちら
寄付金報告:
募金は1~4の使途目的別に行い、下記の通り寄附金を集めることができた。
支援内容:
物資提供と買取支援につきまして、飲料水と灯油及び運搬、さつま芋購入支援の844kgを、真備町支援時の協力者、倉敷市の株式会社クラカン様がご提供下さいました。
ご協力により、当団体の寄付金の内、871,600円を本支援事業費として充当し、残高800,862円は、現在情勢が悪化しているミャンマーの緊急支援事業活動に役立てさせて頂きます。