1日の担当、共同生活の目標、自分で意見を述べる、発表する、など、初めての体験ばかりだったようですが、日本語学習だけではなく、ディスカッションの時間を設け、簡単なトピックに感想を述べる、グループで話し合うこと等も行い、それらは母国語+通訳を入れながら行われ、充実した毎日でした。
こうした研修が実施できることに、たくさんの協力があり、互いへの感謝を感じること、他国や異文化を知る、その中で母国の素晴らしさを知り継承していくことの大切さ、等が、ミャンマー人のスタッフから学生に語られたことは、非常にうれしく、また学生からも来年も是非やってもらいたい、という要望もあって、1週間の研修は成果があったと思います。

日本企業の進出が進み、若者に就職の扉が大きく開かれてきたところですが、それによって国内の貧富の格差が広がってきているのも現実です。ゆとりのある家庭、厳しい家庭と学生の背景は様々なようですが、本気で頑張る学生に格安で日本語を教えるMirai学校を今後も応援し続け、またこうした学生が育ってきた時に研修を実施して行きたいと思います。