2021年7月27日火曜日

第18期 支援物資回収事業(会計報告)

  第18期 支援物資回収事業(会計報告) 

人道支援事業/主に日本国内で行う人道支援事業に対するボランティア活動
事業/収支報告 
 事業種: 人道支援事業関連事業 
       (令和2年度 第18期/2020/7/12021/06/30
 事業名:  支援物資回収・保管/発送
 対象者: ① 不特定多数の貧困層、学校


支援物資回収事業

事業目的
昨年度に引き続き、コロナ感染症の影響により渡航が全くできず、現地に届けることができない状況のため、募集は特にしていないものの、全国から支援物資の問合せもあり物資が送られてくる。
今年度は、支援先のミャンマーが政情不安により通信・交通網、ライフラインの全てが遮断されてしまう事態となったが、その直前に支援先の村で始まった小さな学校への支援物資を輸送することができた。
目立つ活動ができず、わずかな数量の物資の上、輸送量が高額であったが、事業委託先の陽月堂と同社と連携する現地会社やボランティアメンバーと協力し、最低限必要なものが届けられた。
引き続き、訪問支援が再開できることを願い、地道に支援物資は蓄えておけるよう募集と管理を継続したい。
期間:通年
主な実施場所
物資回収: 日本国内 (主に、活動拠点の倉庫)
配布:  ミャンマー
従業者6名のボランティア
支出額: 倉庫賃料、管理運営を委託
目的事業
運送/保管料
事業委託料(陽月堂)
10,000x12
ヶ月
\120,000

合計事業費
\120,000


2021年1月26日火曜日

ココナツ村のちいさな学校<続編> (第18期)

 <←前編はこちら

前回、お伝えしたココナツ村で始まった小さな学校の子ども達のために、食事と文具を届けさせて頂きました。

協力して欲しいから写真を送ったのではない!」と、現地のタンさんには、かなり拒否されたのですが(笑)、長~いおつきあいでそこは重々承知しております。

子ども達のためにさせて頂きたいという事を理解してもらい、お金を送らせてもらいました。その資金は、文具や衣類、毎日の食事代にして頂く事になりました。

子ども達は20人いて、お米は、3日で1俵なくなるそうで、村も大変な状態ですから相当大変だと思います。それでも何とかしないと村にも国にも将来がない、と頑張っている村のタンさん達を応援させてもらえて嬉しい限りです。

昨年、日本での研修にあんこ君と共に3ヶ月滞在していた"てちょう君(カウン・テッ・チョーという名前なので…)”も村にいますので、何とかお願いして写真も撮らせてもらえました!

てちょう君!!


前回の報告では、白ご飯だけでしたが、豆が入ったり!ちょっと色が付いた?ご飯や、焼きそばも!!!


てちょう君が書いてくれたのかな、「おはいようごさいます…」と「ありがとうごさいます」…、次はN4合格目指して頑張れ~~。

今は20人の子ども達が来て、朝ご飯を食べさせ、勉強をしているようです。タンさんはミャンマー人としてどう生きるべきか、そこが厳し~い方なので、そのお手本をしっかり背中でみせてくれている事だと思います。

都市閉鎖であっという間に15-20年前の状態に戻ってしまったようだという話を前回もお伝えしましたが、唯一異なるのは、こうして数日あれば何とかお金を送る事ができ、写真を撮ってデーターを送ってもらうことができるようになった事です。

かつては、日本に文章ひとつ、写真ひとつ送るのに、何日もかかりました。遠くの街に1軒、2軒、インターネット屋さんがあり、いわゆるネットカフェ…ですけれども(日本のそれとは大きく異なることは言うまでもないとは思いますが…)部屋に1台か2台のPCが置かれていて、賢そうな子があの手この手で送信してくれていたのを思い出します。

間に入る通訳の人もチンプンカンプンで苦労してましたが、今は毎晩のように現地にネット電話もでき、直接綿密に打ち合わせたり、やり方を教えたりしつつ、人とのつながりを強化することもできています。

今、海外送金はこれまでの銀行送金ではなく、Remitというサービスを使って簡単で早く安く送金ができ、相手が口座を持っている必要もない、という国際送金方法があります。
送る側と受け取る側の二国間間で、両替の必要もないんですね。(銀行送金はこれもあるため手数料が高い…)

今は銀行がRemitをやっているほど普及してます。昔の闇銀行?と同じ?仕組みだと思うのですが…。
ようは、こちらに送りたい人がいて、間に入る人”A”さんがお金を受け取り、実際に送ることなく、現地に住んでる"A”さんの仲間の"B"さんが相手にお金を渡してくれる、というようなものではないかと理解してます。

ミャンマーでは普通に昔から存在していたような"サービス"です(違法で捕まる!といいつつ内緒でやっている人はたくさんいました)。➡たぶん届もなく間で多少のお金を取るからだと思うのですが…、そういう正規の許可や税制も無いに等しかったですからね。

苦労しているところは、人と人のネットワーク・協力体制がすごいですね。人助けも人助けと思わずできるところが素晴らしい。時を経てそれが商用サービスとなって表れてくるのですが…。
色々規制や法律や税制を整え、誰かがコントロールする下でなければ通用しない世界と、そうでない世界…。
社会の仕組みに縛られて酷い!と言ったって、その社会の恩恵も受けながら便利な生活ができている事も事実。どちらも否定はできません。両方を兼ね備えた国が日本でありたいものです。

ココナツ村のようなミャンマーの昔ながらの村生活をおくる人々は、愚痴を言って社会のせいにして何もしない、という事はしません。
特に大人たちは、「近年の民主化によってグローバリズムがどんなものか、たった数年でも味わえた、得るものより失うものが大きい事が分かってよかった」、と口をそろえます。

…そう言うからには、何とかして次の子ども達のために頑張ろう、という想いが、この小さな学校に現れているのだろうと思っています。

2021年1月20日水曜日

ココナツ村のちいさな学校(第18期)

武漢ウィルスにより全世界が影響を受けている中、日本の社会も困難が続いています。世界中で次々と混乱が起きてもおり、不安に不安を重ねられ、日本もさらに厳しさを増していくことが予測されています。

昨年末から今年にかけて、アメリカの仲間と話すことがある度に、ミャンマーに一緒に行った時の事を想い出して、と伝えています。当時、5人以上集まってはいけないとか、常に秘密警察やスパイが近くにいるとか、言いたいことも言えない…。お店に食べ物が売ってないとかトイレットペーパーがないとか…。

そんな中で私達は何を見たでしょうか。穏やかで笑顔を絶やさず、自然に助け合いをしながら強く生きる人々の姿でした。

何のためという理由ではなく、純粋に勉強がしたい、仕事がしたい、奉仕がしたいという人々。理不尽なことが次々に起こる中、たくましく生きようとし、人の役に立とうとする姿でした。

日本では、緊急事態宣言をしても動くところは動いています。日々の生活も今のところはすぐに食べる事も出来ない状況でもありません。国の補助もあります。文句を言いたいこともありますが、力のない国はあっという間に10年、15年前に前戻りです。緊急となれば強制的に閉ざされ選択肢はありません。

状況は更に酷いかもしれません。子ども達は学校やお寺に行くことさえもできないのですから。先進国ならマスクをつけたりシールドやパネル、更にはネットで学習も可能でしょう。

20年前、初めてミャンマーを訪れた頃は、本当に何もありませんでした。しかし、人々が穏やかに笑顔でいられたのはお寺があり、みんなが学校に行け、物々交換もあったからだと思います。

しかし、それさえもできなくなったら途上国はどうなってしまうのでしょうか。物流も止まり、送っても都市部から田舎まで運ぶことも非常に困難で、私達が行くこともできないのです。あんこ君は来ることができたのも、行く先が日本だったからです。こちらから現地に行くことは大変な困難です。

そんな状況の中、ココナツ村から素晴らしいニュースが届きました。

ココナツプロジェクトのリーダー、タンさんが、何とかしないとダメだと、自宅の一部を学校にして、大学生を先生に、子ども達の学校を始めています。食事の提供もして子ども達は元気に勉強しています。










ヤンゴンには私達の力強い仲間がいて(いつもドライバーとして活動参加してくれている”チョビ”(通称)さん)、ココナツオイルの材料運搬、日本からの資金や物資の配達を担ってくれています。

ちょび
ロックダウンの町から町、村から村へ、数日かけて、時には足止めをくって、知らない人の家に軟禁状態になりながら、重要な役割を担ってくれています。

(つづき 後編➡)