1月17日から1週間、ミャンマーから僧侶を含めた3名を日本に招き、交流事業を実施しました。当団体が設立以来、村の支援活動で協力を得てきた村の僧侶2名を日本に迎え、これまでにミャンマーを訪問し、支援活動などに参加してきた日本の皆さんによる親睦会が各地で実施されました。暖冬と言われていたにも関わらず、ミャンマー人の「雪が見たい!」という願いがかなったかのように、一気に寒気が全国を覆い、東京をはじめ行くところ行くところで雪と寒さをいやと言うほど(?!)体験して頂けたかと思います。
東京では、都内や鎌倉の見学にお連れし、府中にて、定例の平和学習を行っているグループを訪れました。約30名の皆さんが訪問者を迎え交流会を行い、翌日はミャンマーのお寺で行われているようなお食事の奉仕会を行い、ミャンマーの僧侶に合わせた歓迎方法で互いの文化理解も深まりました。
東京から石川の事務局に向かい、日々のボランティア活動に拠点を訪れているメンバーを中心に歓迎会が催され、遠くからも参加者が駆けつけてきました。石川といえば温泉!ミャンマーではまず体験することがない温かい温泉を体験して頂き、日本文化を存分に味わっていただけたかと思います。
吹雪の中、6時間かけて車で岡山県に移動し、2007年、2011年の訪問時に交流があり、継続支援をして下さっている日本の寺院を訪れ、仏教国ミャンマーの皆さんが日本の仏教や文化にしっかり触れて頂くよい機会となりました。そのあとは、お隣の広島県福山市にあるハートスペース活動拠点を訪れ、こちらでも中国地方にいるボランティアメンバーが中心になって皆さんをお迎え。夜には劇や歌を披露する歓迎会が催されました。
最後は新幹線で東京に戻り、東京地区で長らくミャンマー支援に関わっているメンバーにより、貿易センターなどの東京見物で1日を過ごしてもらい、成田から出発、帰国となりました。
これまで数回、ミャンマーから日本に招聘する機会はありましたが、チャリティーイベントや、行事などの事業に参加してもらい、日本人の活動の様子を見てもらうことが主でしたが、今回は、ミャンマー現地支援に関わった日本人の皆さんとゆっくり交流する時間を設ける企画にしました。来日が3度目というミャンマー人僧侶も、今回の訪問が一番日本をよく感じられ、色んな所をしっかり見学でき、日本人の皆さんとゆっくり関われて有り難かったとおっしゃっていました。各地でご協力くださった皆様、ありがとうございました!