2009~2011年にかけて、スリランカでの研修事業と、大工さんを招いての修繕プロジェクトで思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
スリランカの活動センター敷地内の講堂予定地です。古い洋館が少しずつ手入れされ、日本人が帰って後、2年かけてこんな風にきれいになりました。
とはいえ、まだまだ完成には遠いようですが、あきらめず、地道に歩みつづけてきたスリランカNGOの姿がここでも見て取れます。
一番上の写真、建物を後ろに、手前にある木は、研修が終了した際に植えたマンゴーの苗です。まだ実をつけるのは先ですが、きれいに育っています。
一番下の写真は、日本の大工さんはじめ、大工チームでボランティア参加した皆さんとスリランカの皆さん、そしてミャンマーの研修生で完成させた階段です。
スリランカで一番強くて硬いと言われているジャックフルーツの木、しかもこのセンター内の木を使った階段は、こんな高温多湿の環境で、野ざらし状態で、使われることもなく2年がたとうというのに、ミシッともいいません。
どっしり、そしてひっそりと、二階の完成をじっとまっているようでした。