2014年8月9日土曜日

ホームページ改装♪

www.cealo-ngo.org
ホームページを改装させて頂きました。ついこの前改装したばかり、と思っていましたが、このところのインターネットの進化・変化とスマートフォンの普及に何とか対応できるように頑張っております。

支援先の東南アジアの国でも、ネットやスマホが都市部中心にどんどん普及されていますが、日本で生まれ育った私たちが経験したような、ダイヤル式の固定電話→プッシュ式→ポケットベル→携帯電話…のような時代と共に少しずつ変化するのとは異なり、何もないところに急に最新式のスマホが登場!なのですから、こちらが慌ててしまいます。

ホームページ作りも、これまでのようにPCで作ってFTPでアップする、という手作業も、何とか慣れ、さっさとできるようになったかな、と思っていたら、セキュリティーを理由に設定が増えたり、ブラウザやPCがバージョンアップをしなければならなくなり、ソフトもそれに合わせて更新したりと使いづらくなってきます。

自立支援事業の中で、研修事業をする際に、場合によっては正しいスマホやネットの使い方を伝えたいこともありますが、現地の方がやっている事が最新だったりして、慌てて勉強しなければいけないこともあります。目をふさいで、あれだめ、これだめと追いかけても追いつけず、これもある、あれもあるけど何を選ぶのが自分にとって正しく人生に役立つか、を伝えていくことも必要になってきました。

このホームページ作りも、何かのお役にたてるといいなぁと思っています。何よりも、ご協力、応援を頂いている皆様に、タイムリーにご報告ができるよう務めたいと思います。今後とも、CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンのホームページをよろしくお願いいたします。(担当)

2014年6月26日木曜日

川村義肢㈱様、社内見学~義手完成まで

ミャンマーで長らくボランティアスタッフとして事業活動に関わってきた仲間(ミンウーさん)が、5月~、CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンの関係NPO法人の招へいにより、事業参加のため来日しています。

長年、この彼の義手を何とかしてあげたいと思ってきましたが、このたびの3か月来日滞在により、そのチャンスが巡ってきました。彼は十代の頃、感電による事故で右腕肘下を切断していますが、地元で唯一義手を作ってくれる方に20代になってやっと木とプラスチックで作った義手を手にいれました。
見た目だけではなく、肘が残っているにもかかわらず機能的にほとんど腕を曲げられない義手だったことから右腕を使うことも少なく、腕の筋肉もやせ細っています。

来日を機会に、一度、日本の義肢技術がどのようなものか、見に行ってみよう!と誘い、大阪にある川村義肢㈱様が実施している見学ツアーに申込みました。








5月末、大阪の本社を訪れ、担当の方が、丁寧にスライドや工場で説明をしてくださり、実際に技術者の方々がお仕事をしている様子を間近に見せて頂きました。技術もさることながら、日本企業をミャンマーからの訪問者に見学してもらうにあたり、一番有難い、よかったと感じたことは、川村義肢㈱さまの社風、社内の空気でした。
会社内、工場内どこでどなたにお会いしても、社員の皆さんが元気に笑顔で挨拶をされておられ、「仕事は楽しいもの、自分の誇りであるもの」、と普段、東南アジアの仲間に伝えている自分たちとしては、非常にありがたいお手本を見せて頂いたような会社でした。
また、工場で皆さんが働かれている横で、打ち合わせをされている様子の社長さんにお会いしましたが、社長さんも、見学の我々に笑顔で大きな声で挨拶をしておられ、これもまた、「リーダーは、働く人と共に働き、一番に手本を示せる人間でなければ」、と常日頃話をしていましたので、訪問したミャンマー人も、日本企業、技術がなぜ素晴らしいかを実感したと感想を述べていました。

見学を終え、仲間の『手』を作って頂くなら、この会社しかない!と思い、その場で「手を作ってください!」と直談判…。後に気付いたことですが、日本では当然義手などは医療機関、つまりお医者さんを通じて作られるもので、このようにメーカーさんに直接きて作ってくれ、という客はいないということ…。アポもなく、いきなり手を作れとの申し出にその場で応じて下さったのも、今思えばこの会社だったからこそなのかもしれません。

技術担当の方が対応して下さり、通常は営業を通じて行うべきところもお時間を取ってくださり対応して下さったのだと思います。これまでの事情や希望、我々の期限や予算も限られていることを伝え、いろいろと相談に乗ってくださり、型どり~発注までをその日のうちに終えることができました。半日かかりましたが、大阪まで来た甲斐があった1日でした。

それから1か月…。担当の方から義手が出来上がったという連絡を受け、合わせてみるために再度大阪へ。通常は、こんな風に直接技術者の方とやり取りもしないでしょうから、時間も要し、何度か調整も行いながら完成するのだと思います。度重なるご配慮に本当に感謝しかありません。

日程を調整し、滞在先の広島でミンウーさんと待ち合わせて大阪へ!一度訪問した場所とはいえ、ナビも途中で消えてしまい、道が分からなくなってしまいました。「この辺だったかなぁ~~」と、ハンドルを切ると、なんと、植栽の緑の中に翻るミャンマー国旗が!!「あれ!!ミャンマーの国旗じゃない?あそこだよ、きっと」。

なんと、我々たった3名が勝手な注文をして受取に伺うのに対し、国旗、社旗に、ミャンマーの国旗を掲揚して礼を尽くしてくださっていました。さりげなく誠意を表す、という姿勢に感服です。
ミャンマー人2名は喜んで、何度もカメラを向け、旗がなびくタイミングを捕まえようとバチバチと撮影していました。
日本人としてありがたく、心の中で、これこそが日本の誇りであると一番感激していたのは、実は自分ではないかと思います。

いよいよミンウーさんの「手」とご対面。普段おとなしく、冷静であまり感情を表に出すこともない彼が、満面の笑顔を浮かべて顔を赤くしていました。日本人の手指の形、色とはずいぶん異なることや、身長も高く手が長いこと、そして通常以上にやせ細った腕と骨ばった肘など、一人ひとり違うその人の体の一部を作るということは、大変なお仕事なのだなとつくづく思います。

ぴったり合ったサイズ、そして肘を曲げて使えるように考えられた義手。はめたり外したりにもコツが必要です。出し入れ時に痛む箇所を広げる微調整や、補助ベルトを合わせて取り付けたりと、何度も工場に戻られて数時間かけ、今回もまた1日のうちに調整してくださいました。

何度もじーっと手を見つめ、自分の手と並べ、いいですね、いいです、と嬉しそうにしている様子を見ると、あぁ、よかったな、と、言葉になりません。
そして、一番、彼にとって大事な「合掌」。ばっちりです!私は、今回の彼とのやり取りの中で、仏教徒の彼として大切にしたいもの、それが故の辛さやこだわりを深く知ることができました。彼とのご縁も、孤児院や障碍者施設、村や研修活動に関わり手伝いをするようになって10年。もっと大変な人たちの為にと共に汗を流してきましたが、やっと彼の番が巡ってきました。本件に関しまして、ご協力頂いた皆さま、ありがとうございます。

川村義肢㈱の松本様、本当にありがとうございました。







2014年5月9日金曜日

縫製プロジェクト研修のご紹介

当団体が設立以前より15年来継続支援を行ってきた、モン州にあるSPT寺子屋養育施設内(0歳~18歳/600~800名寄宿)で実施中の縫製プロジェクト。当初、寄宿中の子ども達用の数台だったミシン室から広いミシン工房に拡張し、更には電動ミシンを導入して職業訓練させたい、という施設とそこで頑張っている教員候補生(19~24歳)を応援しようと、カンボジアのDACC拠点を活用した5週間の研修が実施されました。

当団体からは、電動ミシン(日本よりJUKI職業ミシン)4台、設備や教材、事業資金提供で事業協力を行いました。施設に常駐している特非)グローバルハートスペースのスタッフや、ミャンマー人の駐在者みんなで協力し、パターン作成、ミシン縫製技術の学習だけではなく、平和・環境学習、日本語学習などが行われました。

研修後の学生達が、ミャンマーの施設に戻り、学んだことを活かしていけるよう、また、施設内で子ども達に指導したり、施設内のミシン工房のマネジメントや経済的な自立を願い、引き続き協力していきたいと思います。

研修の日々の記録ブログはこちら

縫製プロジェクトの概要はこちら(PDF)をご覧下さい!