試運転も始まり、農村の皆さんが意気揚々とされている姿が目に浮かびます。
KUBOTAでは日本と同様、納品時に説明や指導をしてくれ、メンテナンスも保障もきっちりあるそうです。そこに信頼感を得られるのも、日本の会社だからこそだと思います。
こうした機械を操作したり管理できるのは若い世代の人たちですから、この流れを機に関心をもって農村で活躍する若い世代が定着していくことを願うばかりです。
今回の農業機器プロジェクトの中心はミンウーさん。自ら目標をたて、お金を貯め、自己資金をはたいて購入に踏み切りました。ミンウーさんは、当団体の招待で日本に数回訪れており、石川県と広島の福山市で、関係者の皆様が日本の農業の様子を色々と見せて下さり体験もできたことが大きく影響されていると思います。
(写真)2014年1月に来日し、石川の農業に関わるお仕事をされている賛助会員の皆様が集まり、ミンウーさんを囲んで親睦会を開催した際の様子
その際は農業の経営について、皆さんがどのように採算をとっているのか、1回の収穫を増やし、安全な美味しいお米を作るための工夫や知恵を熱心に聞いていました。
下の写真は、2014年6月に、広島県福山市にあるNPO法人グローバルハートスペースの農業プロジェクトで民家での農業体験をしている様子です。
こうしたつながりと経験の中で、時間をゆっくりかけてでも、一歩一歩と経験を活かして歩み続ける姿は、本当に嬉しくありがたいものですね。
やっと進化が始まったミャンマーで、貧富の差が大きく広がる中、取り残されないように、今やらないと、村が大変だから、と意を決して前に進んでいるミンウーさん、引き続き頑張って下さい!!