平成28年12月28日午前10:55に、カンボジアのシソワス殿下が他界されました。最期はご自身ご意思で自宅療養され、家族に見守られながら往生なさいました。享年80歳。
殿下は、当団体のカンボジア人道支援活動を開始した当初よりの現地協力者であり、カンタレス妃殿下は当団体と現地NGO法人の理事でもある関係です。
当団体がカンボジア支援を開始した当初より、セアロ師と共に農村部や孤児院を訪問され、平成19年に開催した「国際ハートエキスポ石川」では、ご家族で来日参加されるなど、当団体の活動にもご尽力くださいました。
「ミャンマーの岩の上でセアロ師と共に静かに瞑想したい」と長年願っておられましたが、2014年2月にお連れすることが叶い、ミャンマーのチャイティーヨというゴールデンロックで知られる仏教地をセアロ師と共に訪れ、孤児院支援にもご参加頂きました。
日本の着物と日本刀を大切にされ、自分の過去世は日本人だったに違いないと、私たち日本人との関わりをいつも喜んで下さっていました。…思い出をあげれば尽きることはありません。
カンボジア王国の為に生まれ、その生涯をカンボジア王国とシソワス王族の為に捧げられたプリンスに、心よりの感謝とご冥福をお祈り申し上げます。