2016年11月20日日曜日

Jimichi Myanmar Co,.Ltd.(ミャンマー)


Jimichi Myanmar Co,.Ltd.(ミャンマー)

この会社は、当団体の支援活動を通じ、ミャンマーの現地スタッフとして積極的に参加してきた有志により、平成27年11月20日に設立されたミャンマ現地法人(JMC)です。

当団体の理念を引き継ぎ、手から手へ、心から心へ、人と人が直接関わり、地道に育まれる信頼が反映された研究、商品、サービスの提供を目指しています。

現在は、ミャンマーの農産物や天然素材を原料とする食品・加工品の調査研究、ミャンマー・日本製品の輸出入・販売業、通訳・翻訳業、ミャンマー伝統文化・仏教関連の研修コーディネートやコンサルティング、日本語教育事業、そして旅行業など、ミャンマーと日本の架け橋となる事業を幅広く、しかし地道に事業を行っています。

主に、ミャンマーの農村部に仕事や雇用を生み出していくこと、厳しい環境下の人々や地域のために役立つ事業をこまめに行うこと、日本とのつながりを深める事を目的として、出来る事を、これまでの農村の生活と変わらず、但し職業意識をもちながら、やれることは何でも手がけています。

当団体の支援を受け、それをきっかけに自立に向けた努力を重ねる人々や学校・村などの集合体が、更に真の自立を果たせるように、様々な経済活動を通じた援助を継続したり、JMCの社員あるいは新たな事業部として共に活動を行うなど、当団体の非営利人道支援活動と連携した事業を行っています。

2016年8月20日土曜日

拠点移動計画

2006年から、日本での活動の基盤を作っていけるように、と、石川県に拠点を置いて早や10年がたちました。10年前、ご縁あって導かれた北陸の地は、例年以上に大雪の年で、最初にお借りした家では2階までも雪が積もってしまうような状態で生活するという経験をいたしました。


2007年、金沢市で国際ハートエキスポというチャリティーイベントを開催し、それをきっかけに、街中に家を見つけて頂き、そのまま活動拠点を置くことにしました。「なぜ石川なのですか?」…、それこそ協力者のみなさまだけでなく、役所の人にまで聞かれましたが、「ご縁です」としか言えませんでした。

家と言っても、普通に生活が営まれる家庭の家ではなく、1日中、1年中、多くの皆さんが奉仕やボランティア活動に訪れてくださり、また滞在して下さり、国内での多くの事業を行う事が出来ました。当団体に集められる支援物資の管理も、大きな倉庫がある、あの家でなければ難しかったと思います。年次報告会やニュースレター発行、年に数回、多くの人が同行しての海外支援といった流れも、少しずつ基盤が確立され、県外からも多くの皆様のご協力を得て、拠点運営ができたと思います。


今年2016年に入り、カンボジアの活動拠点、DACCの継続について検討をしはじめました。きっかけは、DACCの大家さんが値上げをふっかけてきたこと。その大家さんの建物はすぐに解約しました。もう一つは、ミャンマーに、そろそろ拠点設立の計画を本気で考えたいという気持ちからでした。そうするうちに、つい数か月前になって急に日本の拠点計画に進展し、あれよという間に家が現れ、数日の間に決まってしまいました。これもご縁なのでしょう。急なご報告ですが、この度、石川拠点を移動することになりました。現在、CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンも異動申請を行っているところです。


DACCの経緯を思い起こせば…。設立当初から長らく、ミャンマーに活動拠点を置きたいと願っていたものの、まだまだ当時の情勢ではそれが叶いませんでした。5年前、カンボジアの孤児院支援事業の中止をきっかけに、急展開のうちにカンボジアにDACC拠点ができることになったのです。もう、カンボジア支援は終了しようとしていた矢先でした。これも、なぜ、と聞かれたら、「ご縁」としか表現ができません。

DACCでは、それまでの、訪問による物資配布を中心とした支援から、現地の生活者の視点に近づき、生活を通じた物心両面の向上と自立を支える活動にシフトすることになりました。拠点は研修施設としての役割が大きく、日本人の現地体験学習だけでなく、東南アジア人の中から人々の為に奉仕できる人材育成をゆっくりと進めてこれたように思います。

CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンが設立された頃は、セアロ師は1週間以上同じところに留まっておらず、どこにも「帰る」ということがありませんでした。それはミャンマーのお寺でも同じでした。多くの方が関わられるようになり、やはりご縁により、自然に必要に応じて拠点ができてきたように思います。つくづく、建物が目的ではなく、やっていくうちに必要なものがやってくる、ということなのだと感じます。

ミャンマーの拠点を求めたのも、これまでに石川、カンボジアと借家を利用させて頂きながら、不便と感じていたことが一つの理由だったと思います。物があれば欲にもつながる、ということなのかもしれませんが、お借りした家では限界があると感じてしまい、皆さんのための拠点なのだから、遠慮なく多くの人と物が行き来し、学び、汗を流し、皆が笑顔になれる場であればいいなと願ったのは正直な気持ちでもあります。

また、ミャンマーでは寺院内は修道僧院である以上、修行の場でありそこで一般の外国人が来て何らかの活動をするという事にも限界があります。だれも叱りはしませんが、筋道が違います。どこへ行っても段ボールに囲まれ(笑)、色んな面でそれなりに気を遣いながら歩んできたように思います。

ミャンマーの計画を始めたばかりのところで、急に日本国内が決まり、DACCと石川拠点が一緒に引っ越す先が岡山県に決まりました。しかも、決まった時に気づいたことには、いつも岡山の会等でご協力頂いている、受法寺(観慈さん)様と同じ町内でした。観慈さんは驚きました~とおっしゃっていましたが、こちらも驚きました。

どのような理由で、という本当のところは後になってみなければ分かりません。しかし、すべて、思い、描き、願いつつ歩んだところに、目の前に来る事は「ご縁」のほかなりません。それが、願いと異なり、思わぬ形で現れたかのように見えてもです。

現在は、ミャンマーで展開している農業産業プロジェクトで活躍中のC村から4人の皆さんが、日本に招かれ滞在中です。ずっと日本に一度行って見たい、と言っていた皆さんでしたが、早く夢がかなってよかったですね。だからとて、あちこちウロウロ見て回るでもなく、どこに行っても「何か手伝うことがあるなら」という皆さん。


拠点が改築中であることを伝えると、喜んで来てくれています。今回は当団体の招へいでもなく、観光目的で来日とのことですから、のんびり観光をしたらよいのに、大工さんの手伝いを熱心にされながら、日本のやり方を見て学んでいるようです。拠点の準備に手伝いに来るボランティアの皆さんとも、ある時は真剣に、ある時は大笑いしながら日本滞在を楽しんでいる様子です。

カンボジアもミャンマーも、ご縁は続き必要がある限り活動は地道に続いていくと思います。同時に、この13年間海外の人道支援で培われた力が、日本国内でまた一味違う形となって地道に育っていくことを感じています。

人々が、生きる喜びに満たされますように・・・。

第13期 6月ミャンマー人道支援


事業種: 人道支援事業
事業名: 2016年6月ミャンマー人道支援 
開催日: 2016年6月14日~2016年6月30日
従業者: 4名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. 奉仕センター事業支援
  2. SPT孤児院・小学校支援
  3. エヤワディ州C村農産業事業
主な事業内容:
  • 2月訪問支援に引き続き、ヤンゴン市内の寺院内に、奉仕活動を希望する一般市民(日本人を含む)の宿泊施設を兼ねたセンター計画に向けて現地協力者と打ち合わせや現在の建物の修繕などを行いながら、現地調査を行った。取りかかりとして、土地の確保と整地を行い、敷地内にあったトイレを移設(実質は壊して新規作り直し)、井戸で水源の確保から始めている。農産業事業を開始したC村のプロジェクトメンバーが意欲的にこの計画にも参加してくれており、ほとんど労働を奉仕として担っている状況。最低限、寝場所と食事の提供を行い、完成までの間借りることになった寺院の建物内を整備した。
  • 前回同様、モン州のSPT孤児院より支援要請があり、前回同様、当団体が農業支援を行っている村からの米を買い取り支援し、孤児院に配達してもらった。
農業産業事業のC村が、ヤンゴンの拠点工事等に意欲的に取り組んでくれ、信頼関係も徐々に深まってきている。村の人々は純粋かつ保守的で、軽い気持ちで外部の者と関わりを持つことを好まないように見受けられる。また、貧しくとも支援は不要、というスタンスを崩さず、当団体と協働で若者の明るい未来を築いていく事業を共に行うならば協力したい、ということで、当団体としてはむしろ力強い現地協力者を得た感がある。村の主要なメンバーには、当団体がバックアップをして現地に設立した法人の社員として、当団体と現地法人が協同で行う事業活動に従事してもらい、不特定多数の農村部の人々に還元できる活動につなげていきたい。6月末には、当団体を通じて知り合った日本人協力者の招へいにて、村のメンバー4名が来日することになり、許される範囲で、当団体の国内事業の見学や活動体験、交流会などに出席をしてもらい、当団体の目的や活動への理解を深めてもらいたい。


トイレ移設中の様子 ↑   ↓建築打ち合わせ










収支報告:
事業予算 <レート$ K1=\11>
人道支援事業
奉仕センター事業支援
交通・運搬費用(植樹等)
孤児院/小学校支援
総合農業産業事業
通信費(電話カード)
¥140,782 
¥44,001
¥207,273
¥520,000
\7,945

合計¥920,000