2018年12月12日水曜日

第16期 ミャンマー人道支援12月

第16期 平31年12月ミャンマー人道支援

事業種:人道支援事業

事業名: 2018年12月ミャンマー人道支援 
開催日: 2018年12月4日~2018年12月10日
従業者: 5名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. Z村  2. SPT孤児院
主な事業内容:
今回の訪問では、支援先の村や孤児院の僧侶達が当団体の拠点を訪問、これまでの活動や近況、
今後の事業について、或いは後継について等の意見交換を主に行った。
Z村、SPT孤児院共に、この20年で村の人々や子ども達の生活或いは教育環境を大きく
進展させることができており、当団体の創設者及びスタッフに対して謝意が述べられた。

SPT寺子屋孤児院:現在も1年に2回、米の収穫期に合わせて100俵の米を配送し子ども達の
生活を支えている。もちろん、これだけで800人ものお腹を満たすことはできないが、
100俵で大よそ1か月分が賄える。当団体からの米の寄付を受けるようになって以降、
徐々に地元寄付者が増え、寺院内に政府認可の小学校ができ、中学校、そして現在は高校までが
でき800人の子ども達が寄宿しながら教育を受けている。全て寺院の運営と寄付によって
賄われている。

Z村:国境に近いことから当初は外国人が立ち入ることが難しく内戦も起きていたため
人々の生活は非常に厳しい状況だった。当団体は、数千人分の米、食料、日用品や衣類等を
セットにして世帯ごとに配布するなど、年に数回の訪問支援を繰り返し、徐々に生活は
改善しつつあった。近年の民主化で国境から首都までの主要道路が開通したことで村の
環境は変わり、今では経済状況も改善され、村の中心である寺も地域住民の手で大きく
広げられてもいる。そのため、ここ数年は村には訪問していないが、現在はその地域で
当団体の現地メンバーが私設の塾を開校したり、田んぼで米を作りSPT孤児院に届ける
流れを作るなど、大きく変化しつつある。

今回は、引き続きSPT寺子屋孤児院への米100俵の寄付を行うほか、当団体のヤンゴンにある
活動拠点の周辺村に対し井戸と柵の修繕に充ててもらうため寄付を行った。
また、この訪問後に2名の縫製プロジェクト職員が来日研修を行う予定だったため、
査証準備等を合わせて行った。


人道支援事業

SPT孤児院米100俵
K村井戸・柵修繕
日本渡航準備費
¥220,852
\175,678
¥40,514

合計
\437,043