2015年3月3日火曜日

第12期2-3月カンボジア人道支援事業

事業種: 人道支援事業
事業名: 2015年2-3月 カンボジア人道支援 
開催日: 2015年2月1日~2015年3月5日
従業者: 10名
受益者: (訪問先参照)


 事業内容:

支援・訪問先:
  1. DACC拠点事業運営支援
  2. ミャンマー人カンボジア研修(渡航滞在援助)
  3. HOC人道支援事業協力
主な事業内容:
  • 直接的な支援活動は年間限られ、日常や間接的で地道な活動が柱となっているものの、カンボジアに活動拠点があり、通年活動やボランティア体験、または技能学習が集中して行える場が東南アジアに維持できることは、当団体だけではなく、この拠点を活用する現地や関連する団体、ボランティアや受益者、また周辺住民にとって有益なものとなっている。しかし、これまで2つあった建物の内、20名以上の収容が可能な宿舎の契約更新を中止したため、現在別な物件を調査中。(契約更新中止は、同じ街に居住せず、拠点の活動や周辺住民の要望を理解することもなく、一方的な賃料値上げをしてきた家主に同意しなかったため)地の利や環境、設備を含め、集中した学習や技能習得に最適であることから、今後も更に拠点を生かした事業や役割を果たせるよう引き続き関係団体と協力し維持していきたい。
  • また、当団体が10数年前に支援購入した農地に関しても、この拠点で活動を行うボランティア等により、改善・改良が行われ、住み込みで管理を行う農民も安定して従事し、日本人と協働で農作物の実験研究を行い、不毛の地が作物が取れるまでに土壌改良もされてきている。また、拠点周辺の住民が日本人ボランティアと共にこの農地に行き、管理家族の家を修繕したり、奉仕などの研修の際に出かけて作業を行うなど、共に汗を流し働く協働の学習の場としての役割が大きい。引き続き、管理運営協力に対する資金援助を行っていきたい。
  • 学生を対象とする日本語や技能習得、心の育成を行う研修に、参加希望のミャンマー人の男子1名を受け入れ、2か月間、DACCにて学習を行うこととなった。これまで研修事業責任者は日本人が行い、ミャンマー人はスタッフとして、また研修の一部科目を担う教員として参加していたが、今回は、ミャンマー人駐在員が責任者として担当することとなり、研修計画に従い、日本人スタッフが協力して事業活動を行う。宿泊、会場となる拠点を管理する地元NGOに資金協力を行った。
   



 収支報告:

事業予算 <レート$1=\120.57 1$=4000R>
人道支援事業
DACC管理運営/備品等
HOC人道支援事業
DACC事業活動援助
縫製プロジェクト研修費
¥121,448
¥180,855
¥1,026,412 
¥192,430

合計¥1,521,145 

第12期2月ミャンマー人道支援事業

事業種: 人道支援事業
事業名: 2015年2月 ミャンマー人道支援 
開催日: 2015年2月18日~2015年2月28日
従業者: 6名
受益者: (訪問先参照)


 事業内容:

支援・訪問先:
  1. K村内、拠点集会所、教育事業支援
  2. モン州KT寺子屋孤児院(660名)
  3. KW村、タナカ村産業支援
  4. K村縫製プロジェクト、MBマーケット事業
主な事業内容:
  • 地元の教育施設でもあり、近隣住民の集会所であり、また当団体の拠点や集会所として利用しているK村に対し、教育事業支援、集会所の設備や備品の寄付等を行った。
  • モン州のSPT寺子屋・青少年育成施設を訪れ、米や文具、日用雑貨の寄付、教育支援を行った。米はZ村の支援先であり、協力して農業実験を行ってきた農家からの米を買い取り支援し、そのまま施設への支援米とした。
  • 厳しい自然環境、生活環境で生活が困難な村のうち、一方的な支援だけではなく、その村独自の特産物、農産物を活用した自立を可能にするため、訪問するごとに村の人に地元で収穫できるものを持ってきてもらい、買取り支援を行いながら、それら作物等の調査を行ってきた。今回も引き続き、前回の約束から、村人が集めた薬効のある花を乾燥させたものを引き取った。調査研究を行いながら引き続き村の安定収入につながる産業を模索すると同時に村人との信頼関係を深めていきたい。
  • 縫製プロジェクトでは、少しずつ自宅で作業場を置き自立した生活ができるようになったメンバーも出てきたが、ミシンや機材のメンテナンスや取扱いができておらず、数か月ですでに不具合を起こしていた。引き続きの技術指導と更なる管理能力を高める学習が必要。また、長年頑張ってきたメンバーの自宅スペースを店舗として使えるように改造し、日本からの物資や縫製作品を村で販売できるよう支援を行い、他のメンバーも短期的に店を利用したり、作成した物品を販売でき、さらなる自主運営と自立が現地で行われるよう引き続き指導と協力が必要。主要メンバーの2名をカンボジアの活動センターに招き、技能研修を2か月行うことにした。

 収支報告:

事業予算 <レート$1=\120.57 1$=1025/1031Ks>
人道支援事業
縫製プロジェクト
SPT孤児院支援
K村教育事業支援
K村支援(集会所、設備)
KW村タナカ村支援
¥217,357 
¥712,450 
¥116,945 
¥203,623 
¥178,091 
¥52,625

合計¥1,481,048