2019年2月24日日曜日

第16期 ミャンマー人道支援事業2月

第16期 平成31年2月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2019年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2019年2月4日~2019年2月18日
従業者: 5名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. B村  2.KW村    3.縫製プロジェクト   4.アパート事業 5.Z村学校

主な事業内容:

近年は毎年恒例となった2月のボランティア体験参加者の協力による支援活動を実施。今年はマンダレー地方のB村、エヤワディ州のKW村を訪問支援し、22名の参加者に活動協力を得る事ができた。当事務局に集められた物資や各参加者が任意で持参した物資に加え、現地購入品を1世帯や1村ごとに手渡せるようセットに仕訳することや、地元主体で実施したマーケットなどに協力して頂いた。
その他、当団体が継続して実施している事業に対し、資金や物品提供などを行った。

  • B村:今では観光地化しているBの地域では、外部からのホテルや観光業等の進出が盛んに行われているが、区域の管理は外国企業に委ねられ、観光客が利用するホテル等は地元住民にほとんど恩恵がない施設が多い。元々仏教を基盤に栄えた村であることから、貧困層を中心とした多くの地元住民が拠り所とする各地域の寺に米や調味料等の配布を行った。
  • KW村:村で仏教関連の祭りが行われる予定に合わせ、会場を借りて地元住民を対象にマーケットを実施した。貧困層の多い農村であるため、支援物資の配布も実施したが、村の中で低額設定した金額で各自が欲しい物を購入し、売上金の全ては現地の責任者に保管してもらい、村で貧困家庭が必要とする際に使えるよう共済的なマーケット企画を開始した。
  • 縫製プロジェクトに対し、材料費購入など運営資金提供を行い、ボランティア参加者より依頼があった衣類を作成してもらった。
  • 低所得者層のアパート計画<事業詳細はこちら>に対し、工事はまだ進められていないものの、現地での雑草除去などの管理や地元対応を依頼している村の家族に運営費を提供。引き続き地元関係者に技術研修の機会を提供し、建設にこぎつけられるよう資金募集と合わせて進めていきたい。
  • Z村で当団体の現地スタッフが自費運営をしている学校を訪問し、アメリカからのボランティア参加者が英語の授業をおこなってくれた。教科書上ではかなり高度な英語を学んでおり、読み書きは進んでいるが、”使える英語”に弱く、発音や会話が困難だったため、ロールプレイや発音練習を重点的に行ってもらった。運営費用の提供を行い、子ども達には文具や衣類などを手渡した。


※下記の現地支出事業費に加え、国内より医薬品、生地、毛布等購入(¥203,747)
人道支援事業

低所得者層アパート計画
縫製プロジェクト
KW村・共済マーケット
B村米・調味料配布
Z村私設学校
通信/運搬等
¥74,074
¥74,074
¥49,707
¥405,148
¥83,000
¥16,921

合計
¥702,925
\203,747
現地
国内事前

富山のプロジェクト

富山で当団体の支援活動にご協力下さっている紡ぐキッチンさんより、地元の小学校から依頼があり、ミャンマーについての紹介や活動の様子を子ども達に伝える課外授業を行ったというお知らせを頂きました。


みなさんの中でも、地元やグループで色んな取り組みをされ、ご協力して下さる方もたくさんいらっしゃると思います。
何か活動に関わるニュースがあれば、このブログで紹介させて頂きますので、お知らせください。