事業種: 人道支援事業
事業名: 2014年7-9月 カンボジア・ミャンマー人道支援 開催日: 2014年7月1日~2014年9月14日
従業者: 10名
受益者: (訪問先参照)
事業内容:
支援・訪問先:
- カンボジア・Hope of Cambodia ダイレクトアクションセンター(DACC)
- モン州Z村支援(貧困層・農業支援)
- KT周辺村、小学校、寺子屋等数か所
- 日本語研修プログラム(ミャンマー)
- K村縫製プロジェクト事業
- 東南アジアと日本の活動拠点、DACCの事業運営を継続して援助し、地元住民の生活向上と、東南アジアと日本の架け橋となる現地事業活動へのサポート及びミャンマー縫製プロジェクトの職業訓練事業や東南アジア人材育成研修事業の継続実施に努めた。今年5月の縫製技術研修に参加した学生リーダーの女子(24歳)がカンボジアDACCでの長期日本語学習と縫製実習を希望し9月に渡航。現地NGO、HOC及び拠点運営を行うGHSと共同で育成に努め、自立に向けた指導や活動資金協力を継続して行っていきたい。
- モン州のZ村やSPT寺子屋・青少年育成施設を訪れ、米や文具、日用雑貨の寄付や医療支援、教育支援を行った。米はZ村の支援先であり、協力して農業実験を行ってきた農家からの米を買い取り支援し、そのまま施設への支援米とした。カンボジアの短期技術研修に参加した学生4名が、施設に戻り、目標を立てたとおりに施設内に店を作って運営を開始しており、また、課題とした作品作りも行っていた。リーダーの学生がカンボジア渡航となったが、他の学生が継続して収入(学費)が得られ、手に職がつき、将来の自立に役立てられるよう協力支援を継続していきたい。
- 今年3月に引き続き、第2回目のMirai日本語学校に通う学生を対象に、日本語学習の3日研修を実施した。今回は当団体が2009年に実施したスリランカでの日本語研修に参加した学生や、地元の第三者日本語学校に就学支援を行った学生、縫製技術を学ぶ学生も参加し10名となった。ボランティア日本語教師も前回に引き続きGHSメンバー2名と他1名の協力を得、今回は今年12月に実施される日本語之力試験の試験勉強として授業を行った。地元では、日本語学習の希望者が増加しており、就職に役立つ等の理由から、今後も貧困層や孤児院施設等の学生でも学ぶ機会を得られるよう継続していきたい。
- 縫製プロジェクトでは、カンボジアDACCで2年間実習した女性1名が帰国したため、自立のために日本の職業用ミシンや用具を寄付、同時に家族の医療費支援を行った。引き続き現地での活動参加を希望しているため、他のメンバーへの技術指導やマネジメントを担えるよう指導を行った。また、現地のミシン修理、部品交換等も行い、材料提供も行った。
- この他、雨季に収入が激減するタナカを産業とする乾燥地帯の村の支援を行い、拠点を置くK村では貯水タンクの破損や雨漏りがしていた建物等を修理支援した。
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収支報告:
事業予算 <レート$1=\105.31 1$=969Ks>
人道支援事業 | ||
DACC運営事業(カンボジア) 縫製プロジェクト SPT孤児院支援 日本語研修 医療支援 Z村支援 K村支援 タナカ村支援 車両運搬 | ¥526,550 ¥158,019 ¥416,355 ¥21,399 ¥217,445 ¥420,083 ¥217,358 ¥27,170 ¥91,290 | |
合計 | ¥2,095,669 |